• 2009.11.28

すき/映画 石井克人監督_03

石井克人さんの作品紹介、最終編は、
雰囲気変わりまして“和”テイスト。

「茶の味」

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あらすじ:
山間の小さな町に住む春野家の人々は、それぞれモヤモヤを心に抱えている。長男の一(佐藤貴広)は、片思いの女の子が転校してしまったショックに打ちひしがれ、小学校に入学したばかりの妹・幸子(坂野真弥)は、ときどき巨大な自分の分身が勝手に出現し、自分のことをじっと見下ろしていること。母の美子(手塚理美)は再開したアニメータの仕事に没頭し、他のことは上の空。元アニメーターの祖父・アキラおじい(我修院達也)指導のもと、キャラクターポーズ研究に余念がない。催眠治療士である父・ノブオ(三浦友和)は、夫婦間に微妙なミゾを感じている。そこに、美子の弟、アヤノ(浅野忠信)が実家である春野家に帰省。今度こそ自分を振った元恋人、寺子アキラ(中嶋朋子)のところに行って、「結婚おめでとう」と一言伝えたいがなかなか勇気がでず…。

ほのぼのできて良いです。

副作用(少々):

● 雨の日に笑顔で小走りしたくなる

● 「山よぉ」と口ずさんでしまう

● 縁側で茶をすすりたくなる

● sumoで縁側のある一戸建ての物件を探してしまう

もしも冗長に感じる方がいましたら、
かくれた役者さんを探すのも良いと思います。
ヒント:松山ヶ○1

「山のあなた 徳市の恋」

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あらすじ:
目の不自由な按摩の徳市(草彅剛)と福市(加瀬亮)は冬場を海の温泉場で過ごし、春を迎えた今、新緑の山道をたどって山の温泉上へと向かっていた。そして彼ら二人を追い抜いた馬車には、東京から来た女性・三沢美千穂(マイコ)と、大村真太郎(堤真一)、真太郎の甥・研一(広田亮平)が乗っていた。徳市たちが温泉上の按摩宿泊所に落ち着くと早速、宿屋・鯨屋から呼び出しがかかる。徳市が療治に向かうと、お客は美千穂だった。美千穂は、どこか落ち着かずに何者かを恐れている様子。そんな彼女に徳市は、淡い恋心を覚えるが…。

石井監督作品のなかで、いちばん好き。

新緑のあざやかさ、川のせせらぎ、
フレッシュに届く映像が好きです。

美千穂の昭和モダンな着物や、
女学生の小生意気なモダンガールたっぷりの
ファッションが好きです。

ニッポンの情緒たっぷりの間も
女好きで強気で奥手な徳市の
人間臭さが好きです。

加瀬亮が好きです。

湯けむり情緒を味わいたくなります。

このレビューと似たような感想をお持ちの方には
こっそり「杖立温泉」をおすすめします。詳細は次回。

おつきあい、ありがとうございます。
DoART-iwasaki